ネイル白熱灯もいい。

2014年01月21日

LED電球


キッチンの手元灯に使っていた電球が切れたので
LED電球を試してみることにしました。

今までも何度かLED電球を買ったことがありますが 
演色性に満足できるものではなく。
店頭でLED電球を選ぼうと思うととても難しいですね。
白熱灯の時代は何Wかだけで選べた。
蛍光灯は電球色、昼白色、昼光色の3色から色を選んで何Wかで選べた。

LED電球も店頭で見ると「電球何W相当」「電球色」など箱に書いてあるので
それで選べばいいかというとそうでもない。
LED電球はまだまだ発展途上なのでメーカーによって性能がまるで違う。

ヒートシンク(LEDの熱を逃がす部分)の形は各社様々で
その部分の技術次第で光を前にしか出せないものもあるし
電球の代わりに使うには大きすぎて入らないかも。。。というものもある。 

そしてあまり気にされていない、というか
メーカーが積極的に表示していない「演色性」という数字がある。 
「Ra80」など の数字で表わされます。
白熱灯がRa100でそれに近いほど高い数字になって
それは「演色性がいい」とか「高演色性」とか言われます。
演色性がいいということは食べ物が美味しそうに見えたり
肌の色がきれいに見えたりするということ。

日本人はとかく蛍光灯の白いでギラギラと明るくすることを好みがちだけど
蛍光灯はRa70くらいしかなく
せっかくの食事も美味しそうに見えないしくつろぐこともできない。
焚き火や薪ストーブ、キャンドルの炎が一番くつろげるけど
普段の生活ではやはり電灯のお世話にならないとね。

光の質としては白熱灯が一番 だけど
白熱灯はあまりにも効率が悪いので適材適所、
今日欲しかったのは作業用の照明なのでLED電球ということになったのです。

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私が買ったのはアイリスオーヤマの光が前にだけ飛ぶタイプ。
演色性はRa82です。
三菱も良さそうだったけど値段がアイリスオーヤマの方がかなり安い。
Panasonicは演色性を公表してもいない。
店頭で点灯展示していたけれど、やっぱり演色性は少し劣りそう。
ネットで調べたらアイリスオーヤマはプラスチックが得意なメーカーなので
独自のヒートシンクを開発して小さくて演色性の良いLED電球を作っているのだそう。
販路も独特でホームセンターやドラッグストアにあるらしいです。

確かに最初に行った大型電気店にはなくて
お隣のホームセンターでは充実した品揃えでした。
白熱灯のように後ろ側にも光が回るタイプもありましたよ。
少し大きいので使う器具によっては入らないかも。ですけど。

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さてさて取付け。付けてしまえばLED電球だとわからないくらい。

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点灯してもいい感じ。電球そのものを見ると少しLED特有のまぶしさを感じますが。

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作業用照明としては十分な演色性です。
明るさも十分で電気代は1/5。
夏暑くならないのもここにはあってる。

ついついLEDについて熱く語ってしまいました。
LED電球について、電球の演色性についてもっと一般的常識になったらいいのにな。
 

drecom_due at 20:48│Comments(2)goods | etc.

この記事へのコメント

1. Posted by ピーコ(日本猫)   2014年03月19日 15:11
シャープのシャンデリアLEDを買ったんです。しかも、5発も!
失敗でした。正に演出性が低くすぎるのと、調光を絞るとチカチカするのが致命的でした。
2. Posted by NAHO   2014年03月20日 12:25
シャープも演色性の数値を発表していないようですね。LED一体型の器具は大分いいものが出てきましたが
LED電球はまだまだ。多分、演色性をあげると電球としてはコストが高くついてしまうのが原因なんでしょうね。

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